パナソニック株式会社は、タッチ操作できる静電容量方式のモニターとして世界最大級となる85型のスマートモニターをCEATEC JAPANでデモンストレーション展示している。
4K解像度のパワーを示すマップ表示
スマホに慣れてしまうとリモコンでしか操作できない大画面テレビがまどろっこしく思えてしまうが、タッチ操作が可能な大画面モニターはまだ普及途上。
光学センサの画像認識でタッチセンスするタイプだと、外光の影響によるタッチ精度の低下が避けられない。しかしスマートフォンやタブレットと同じ静電容量方式ならば、設置環境によらず高精度のセンシングが期待でき、複数の指や複数人の同時センシングも可能。使われている大型の静電容量センサは、同社が現有設備で製造したもので、デモ用システムでは最大10点までの同時認識が可能。85インチ画面の両脇で違う人がそれぞれ独立の画像を操作する様子を見ることができた。
4K解像度のパワーを示す事例がマップ表示だ。
広いエリアを圧倒的な情報量で表示し、しかもスマホやタブレット同様ピンチイン/ピンチアウトで拡大縮小するデモンストレーションには観客から嘆息が漏れていた。
2020年東京オリンピックのデジタルサイネージや案内システムへの適用をめざし技術開発に拍車がかかる。
パナソニック株式会社
ブース番号 | 1L01 |
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