CEATEC 2019、
メディアアーティスト 落合陽一氏によるキーノートが決定

2019年7月31日




一般社団法人電子情報技術産業協会、一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会の3団体で構成するCEATEC 実施協議会は、筑波大学准教授/ピクシーダストテクノロジーズ株式会社代表取締役CEOの落合陽一氏による基調講演を会期2日目となる10月16日(水)に開催することが決定したと発表しました。落合氏は「計算機によって多様性を実現する社会に向けた超AI基盤に基づく空間視聴触覚技術の社会実装」をテーマに講演する予定です。あらゆる産業・業種によるCPS/IoTの革新技術が集結するSociety 5.0の総合展「CEATEC 2019」は10月15日(火)から18日(金)まで、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催されます。

CEATECは昨年大きな注目を集めた基調講演「CEATEC KEYNOTE」を本年さらに拡充することを既に発表しており、昨年大きな注目を集めた落合氏が今年も登壇します。

基調講演が決定したことに際し、「JST CREST xDiversityプロジェクトの研究代表として多様性社会に向けたAI応用および視聴覚補助技術の研究をしている他、産学連携エコシステムの構築のためにPixie Dust Technologiesで技術の社会実装に取り組むなど、視聴触覚技術の個人化・民主化のために研究開発を進めています。このたび、CEATECにて我々の社会の未来について講演し、議論を深められることを大変うれしく思います」と落合氏は語っています。

落合氏は1987年生まれの31歳、メディアアーティスト。2015年東京大学学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の短縮終了)、博士(学際情報学)、日本学術振興会特別研究員、DC1、米国Microsoft ResearchでのResearch Internなどを経て、2015年より筑波大学図書館情報メディア系助教 デジタルネイチャー研究室主宰、同年Pixie Dust Technologies.incを起業しCEOとして勤務、2017年から2019年まで筑波大学学長補佐、2017年から大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学客員教授を兼務、2017年12月よりピクシーダストテクノロジーズ株式会社による筑波大学デジタルネイチャー推進戦略研究基盤 基盤長及び准教授を兼務しています。専門はCG、HCI、VR、視・聴・触覚提示法、デジタルファブリケーション、自動運転や身体制御です。

本基調講演は、各産業界をリードする企業経営者が登壇する「CEATEC KEYNOTE」の1つとして開催されます。落合氏の講演は、10月16日(水) 13時00分から、幕張メッセ 国際会議場 コンベンションホールにて実施されるコンファレンスで、本基調講演を含むCEATEC 2019の会期中に開催するコンファレンスは、一部を除き、8月1日(木)より、CEATEC 公式WEBサイト(http://www.ceatec.com/)にて、聴講予約が開始されます。他の基調講演やコンファレンスについては、今後随時発表します。


CEATEC KEYNOTE

10月15日(火)
13時00分~13時45分:片野坂 真哉 代表取締役社長(ANAホールディングス株式会社)
14時45分~15時30分:田川 博己 代表取締役 会長執行役員(株式会社JTB)
16時30分~17時15分:川鍋 一朗 代表取締役社長(JapanTaxi株式会社)

10月16日(水)
13時00分~13時45分:落合 陽一 准教授/代表取締役CEO(筑波大学/ピクシーダストテクノロジーズ株式会社)
14時45分~15時30分:石山 洸 代表取締役社長(株式会社エクサウィザーズ)
16時30分~17時15分:稲葉 善治 代表取締役会長(ファナック株式会社)

10月17日(木)
14時45分~15時30分:佐々木 正人 取締役執行役員社長(株式会社竹中工務店)

※他の登壇者は今後随時発表します


本セッションの聴講予約はこちらから

以上

CEATEC 実施協議会