報道資料
2017年8月22日
製造業者向けにIoTプラットフォームを提供しているAyla Networksと世界有数の水処理企業であるCulligan Internationalは、Culligan初のスマートホーム製品をAyla IoTプラットフォーム上で構築したと発表した。新しいCulligan Connectを使用することで、住宅の所有者は世界中のどこからでもCulliganの高効率浄水器の遠隔監視と制御が可能になり、Culliganのディーラー各社はシステムの状態を監視、住宅の所有者に対してより能動的なサービス提供が可能となる。
Culliganの小売・製品管理Zach Schroeck氏は「Aylaの豊富な専門知識、広範なIoTテクノロジーへの造詣、そして大手家電ブランドとの経験から、AylaのIoTインフラならスマートホーム製品に必要とされる、稼働時間、セキュリティー、拡張性などあらゆる機能を管理できると確信しました。今後製品ポートフォリオ全般にわたってコネクテッド製品を拡大することを楽しみにしています。」と述べた。
Culligan ConnectシステムはAylaの組込みエージェントを使用することでWi-FiでAylaクラウドに接続。モバイルアプリの設計にはAylaのAMAPが活用されている。
Culligan Connect Wi-Fiアクセサリーは専門のエンジニアにより設置、エンドユーザー、住宅の所有者に次の様なユースケースを提供。
・在宅時や外出時でもモバイルアプリで浄水器を監視、制御
・水の使用量の記録して、水、電気使用量の節約に活用
・通常の給水と屋外での洗浄など、用途にあわせて水の処理方法を選択
・外出時に、予期せぬ水流や塩分濃度の異常を検知してプッシュ通知、アラート
Culliganのディーラー各社はCulligan ConnectアクセサリーからのIoTデータを活用して次のようなユースケースが可能になる。
・システムの動作状況と診断結果のリポートを受信
・システムの障害発生時に顧客からの連絡を待つことなくディーラーから連絡
・顧客ごとの使用状況に応じた訪問サービスの予定を事前に組める
・顧客訪問前に段階でシステム障害の内容を知ることで時間と費用の節約
詳しくはwww.culligan.comを参照。