CEATEC JAPAN 2015

NewsCEATEC ニュース

067

マツダ株式会社、MAZDA PROACTIVE SAFETY(マツダ・プロアクティブ・セーフティ)とi-ACTIV AWD(アイ・アクティブ・エーダブリューディー)を展示

カテゴリー : NEXT イノベーションエリア

MAZDA PROACTIVE SAFETY

さまざまな運転環境で、ドライバーが状況を正しく認知・判断・操作できるようにサポートし、事故のリスクを最小限に抑えることが、安心で安全な運転、そして走る歓びにつながる。それが、マツダの安全思想「MAZDA PROACTIVE SAFETY(マツダ・プロアクティブ・セーフティ)」だ。ドライバー・人間を理解・信頼・尊重することを重視し、安全技術を研究・開発した。
そうした考え方の中からドライバーをサポートする「i-ACTIVSENSE(アイアクティブセンス)」や、正しい姿勢での運転を目指した「HEADS-UP COCKPITコンセプト」が生まれた。

マツダのブース

クルマが危険を察知し、ドライバーをサポートする。「i-ACTIVSENSE」

ドライバーが余裕を持って回避できるように、クルマがアクティブに危険を探しだす全技術がi-ACTIVSENSE(アイアクティブセンス)。ミラーに映らないドライバーの死角にもセンサーを張り巡らせ、危険を察知したら警告を発する。万一、ドライバーがミスをした場合にも的確に対応し、事故被害を防止軽減するようサポートするシステムだ。

i-ACTIVSENCE

HEADS-UP COCKPITコンセプト

同社はまた、ドライバーに必要な情報を整理・統合し、適切に配置し、正しい姿勢で安全に運転できることを追求するヘッズアップコクピットを開発した。余裕を持って危険を回避するためには、運転に集中できる理想のドライビングポジションを実現することが最も大切であると考えるからだという。

エンジンONでメーターフードの前方に立ち上がり、車速やナビゲーションのルート誘導など走行時に必要な情報を表示する「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」は、ドライバーの約1.5m前方に焦点を結んで見えるため、視線の移動と眼の焦点調節が少なくて済む。

アクティブ・ドライビング・ディスプレイ

ドライバーが視線を下方に大きく動かすことなく情報を確認できる「センターディスプレイ」は、表示する項目数や文字のサイズ・行間についても、人間工学に基づき見やすさの工夫をしている。

センターディスプレイ

手もとを見ることなく操れるよう、ステアリングを握っていた左手を自然に下ろした位置に「コマンダーコントロール」を設置。シンプルで使いやすく、機能を覚えやすいボタン配置にした。

コマンダーコントロール

マツダ新世代4WD「i-ACTIV AWD」

マツダのAWDは必要なときに必要な分だけ後輪も駆動するオンデマンド式の4WD。4WDの走破性能と燃費性能の両立を目指して開発されたシステムである。

様々なセンサーの情報から車両や路面の状況、ドライバーの要求を読み取り、先回りして、前輪のスリップを打ち消すために必要な後輪駆動力量を、4WDコントロールモジュールが瞬時に演算。ほぼ同時に適切な駆動力を後輪に伝達するよう、4WDカップリングに指令を送ることによって、高度な制御を実現している。また、スリップしにくい乾いた路面では、不要な後輪駆動力の伝達を抑え、ほぼ2WD状態で走行。優れた燃費に貢献する。「i-ACTIV AWD」は、知能的にアクティブな制御をするという意味合いなのだ。

i-ACTIV ADW

ブース番号
ホール 3N43
関連リンク

出展者情報はこちら

マツダ(株) : http://www.mazda.co.jp/

SHARE