米国大使館・商務部ブースでは、米国製品・サービスの対日輸出の推進を目的とした活動の一環で、今回5社の出展を行っている。
テスラモーターズジャパン
米国のモビリティやIT・エレクトロニクス企業と共に、米国の最新情報、今後の展開などを展示している。中でも注目を浴びているのが、テスラモーターズジャパン。展示車輌は、アップデートによって自動運転機能が搭載され、後輪駆動がベースに装備されているModel S 。高性能リアモーターと高効率フロントモーターが組み合わさることでスーパーカー以上の加速力を発揮し、3.0秒で時速100 km(オプション設定時)に達する。また、空気抵抗の少ないデザインとなっており、バッテリーの位置が低いため重心も低く安定した走行を実現。航続距離が最大化される。しかも、大人5人と子供2人が座れるセダンタイプで、家庭用コンセントから充電可能。他メーカーとの大きな違いは、車内17インチのタッチスクリーンで車のほとんどの機能をコントロールできること。ルーフの開閉からエアコン設定、マップ、インターネットラジオ、車両データなどを見ることができる。
ハーレーダビッドソン
「XL 1200X フォーティエイト」「XL883N アイアン 883N」「STREET750 ストリート750」をはじめとする最新モデル3台を展示。
あのハーレーが『Project LIVEWIRE』のネーミングのもと、電動バイクの開発を進めているとのことで、発売未定のプロトタイプでありながら、全米各地でユーザー向け試乗会を開催。体験者の声を今後の開発に活かしていく。今回は、その走行シーンをモニターで随時上映、新しい走りに注目したい。
ビュージックス
今秋、発売が予定されている、VRヘッドマウントディスプレイ「iWearHD」の展示を行っている。これは、ゲーム向けのみでなく、一般的に多く利用されているコンテンツにも互換性をもつホームエンターテイメントデバイスとしてデザインされていて、すぐに利用が可能。
HDMI出力の対応しているデバイスの接続が可能で、3Dもサポートしている。
テックフレックス
様々な工業・産業分野にて、ワイヤー・ケーブル・ホース・電線保護と、その収束・識別に特化したブレードスリービーングの設計・提供を行っている。その先進的なブレードスリービーングは安全面・耐久性でも世界トップクラスで、主に電子機器・航空産業自動車など幅広い分野に使用されている。今回は、物作り・工場が多く点在するアジアへの更なる進出に向けて、新しい第一歩を踏む。
10月7日にはセミナーが行われ、多くの方が米国の最新テクノロジーに耳を傾けていた。10月8日のアメリカ大使館商務部主催セミナー「USA Showcase」では、各企業先端技術や、アメリカのIT産業の現状などを発表した。
- ブース番号
- ホール3 3N50-1~5
- 関連リンク
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アメリカ大使館 商務部 : http://www.buyusa.gov/japan/