CEATEC JAPAN 2015の会場となる幕張メッセは千葉県千葉市にあり、期間中、会場にはIT企業やメーカーを中心に多くの企業が出展し、関係者が集まる。そこに目をつけ、企業誘致を促すために、千葉県と千葉市は合同でブースを出展している。
産業用地や企業立地補助制度などをPR
展示ブースの設計・デザインは千葉県が運営する職業能力開発施設の千葉県立東金高等技術専門学校の学生が手がけた
同県市が企業立地の面で強みとする1つは、東京都と隣り合わせている点だ。たとえば、木更津市に開発された「かずさアカデミアパーク」の場合、東京湾アクアラインを使い都心から車で約50分、羽田空港からは同30分、成田空港は同60分とアクセスが良く、なおかつ、分譲価格が9000円/m2と、地価の安さも魅力となる。
ブースではほかにも「千葉ニュータウン」や「千葉土気緑の森工業団地」、「富津地区工業用地」、「茂原にいはる工業団地」、「袖ヶ浦椎の森工業団地」など、パネル展示や映像放映を通じてさまざまな産業用地をPRしている。
一方では企業誘致に関する多彩な優遇制度も紹介。市では、新たに工場・事務所等を取得する、あるいは賃借する場合の補助や、雇用に関する奨励補助などをパネルにまとめて掲示している。
千葉県商工労働部企業立地課企画・誘致推進班主事の金井良介氏は、「県外から新たな企業を迎え入れるのはもちろん、県内企業が工場・事業所を拡大する際の立地にも県内を選んでもらえるようにアピールしていきたい」と意気込む。
- ブース番号
- ホール4 4K12
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