楽天株式会社の出展技術が決定

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楽天株式会社の出展技術が決定

CEATEC JAPAN 2015ではCPS/IoT時代到来にむけた主催者企画展示としてNEXTストリートを展開する。今回、NEXTストリートへの出展を決めた楽天株式会社の出展技術が明らかになった。

展示技術は大きく分けて二つ。一つは、AR技術を活用した商品の賑わいを表現する技術。インターネット上の購買履歴やレビュー情報を基に、商品の賑わいを現実の世界にも表現する。もう一つは、デジタルサイネージを活用したインターネットショッピングの新しい形である。

今回、本技術の開発者である楽天株式会社楽天技術研究所リードサイエンティストの益子宗氏に本技術の開発の意図を聞いた。

「今回の企画展示「NEXTストリート」のテーマ「CPS（サイバーフィジカルシステム）」というのは、長年様々なところで取り組まれてきましたが、我々もネットとリアルの情報が融合することで、新しいユーザ体験を生みだされることを期待しています。
「買い物」という体験に絞って言うと、オムニチャネル（実店舗やネットショップなど様々な販売チャネルや流通チャネルを統合することにより、販売チャネルにかかわらず、商品を購入できる環境）という言葉が最近よく聞かれるように、大きなイノベーションが起きていると感じています。ユーザにとってはリアルな場においても、情報にいつでもどこにでもアクセスできるため、お買い物のしやすさがかなり向上していくんじゃないかと思います。
ネットショッピングについて色々なアプリが登場しているので、他の分野に比べると、ネットとリアルを融合する技術は、今後我々の生活に直接的に影響してくるんじゃないかなと思いますね。」

インターネットショッピングの分野で業界をけん引してきた同社。インターネットとリアル世界が結びついた世界で買い物はどう変わるのか。是非、同社の技術を会場で体感して欲しい。

なお、楽天技術研究所益子宗氏のロングインタビューは、一般社団法人電子情報技術産業協会サイトで掲載中（http://www.jeita.or.jp/cps/interview/id5/）である。