CEATECJAPAN 2015では、一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)の主催でCPS/IoTコンファレンスが開催される。
CEATECニュースセンターは、10月8日に「人々の未来を拓く社会イノベーション ~お客様起点での日立の取り組み~」と題してコンファレンスに登壇される日立製作所 技術顧問の城石 芳博氏に取材を行い、とりわけ幅広く事業を展開する同社の事業戦略においてCPS/IoTをどのように捉えているかについて話を伺った。
「日立製作所は、製造・物流・金融など様々な事業分野を広くカバーしていますので、展開している事業の全体像を見ながらCPS/IoTを取り入れようというのが基本スタンスです。」
また、城石氏は、自社で研究開発戦略に携わりつつ、JEITAの委員会活動を通じて、企業の垣根を越えた包括的な視点からもCPS/IoTを見ている。
「CPS/IoTが我々の生活を元気で豊かにすることを願っています。しかしその一方で、ビジネスモデルが大きく変革する、人間と機械が競争する、といった指摘もあります。一企業で対応することは難しいので、産学官が連携して取り組むことが必要でしょう。」
CEATECの講演では、日立製作所の具体的な取組みについてお話しいただけるという。多種多様な産業との関わりを持つ同社の取組みは、あらゆる産業の参考事例になり得るのではないだろうか。
日立製作所 城石氏のロングインタビューは、一般社団法人電子情報技術産業協会サイトで掲載中(http://www.jeita.or.jp/cps/interview/id9/)。
城石氏の講演「人々の未来を拓く社会イノベーション ~お客様起点での日立の取り組み~」はこちらからお申込みください
(http://eventregist.com/e/ceatec2015)。