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技術の進歩が社会の課題を解決する時代が到来

カテゴリー : トピックス

東京大学大学院 ソーシャルICT研究センターは、ICTを基軸として社会を再設計すること、そのための方法論を確立することをミッションとしている。10月8日にCEATECカンファレンスでご講演頂く同センターの中田 登志之(なかた としゆき)教授にCPS/IoTの潮流についてお話を伺った。

CPSが注目を集める背景にはニーズの高まりがあるとのこと。「世界人口の50%が都市に住み、かつ日本のように高齢化社会が進むと、このままでは破たんする恐れがあります。破たんを防ぐためにICTを使って何とかできないかというニーズが顕在化してきました。」

技術の進歩が新たなサービスの提供を可能にし、自動走行、老人の見守り、インフラ劣化の診断など実世界のいろいろな問題を解決する時代が期待されるそうだ。
「2020年、2025年に向けて、ICTを活用して良い世の中を実現する必要があり、特に日本ではICTが高齢化社会を解決する一つのカギになると考えています。それは一企業、一産業で実現できることではないので、この世の中をよりよくするために、かつ産業の活性化のために連携していきましょう。」

なお、東京大学大学院 中田教授のロングインタビューは、一般社団法人電子情報技術産業協会サイトで掲載中(http://www.jeita.or.jp/cps/interview/id4/)。

中田教授のCEATECでの講演「サイバーフィジカルシステムが社会問題を解決する」はこちらからお申込みください(http://eventregist.com/e/ceatec2015)。

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