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トヨタが心のパートナーロボットを発売。
水素社会の実現に向けて官民の実証実験にも参加。燃料電池自動車普及に期待。

カテゴリー : 社会エリア

トヨタ自動車(株)は、クルマだけではない様々な分野へのチャレンジの一環として、いつも寄り添い、心を通わせるコミュニケーションパートナー「KIROBO mini(キロボ ミニ)」を発売する。会場には「KIROBO mini」とのコミュニケーション体験ができるブースを用意。また、水素社会に向けて踏み出している取り組みをPRした。

トヨタ自動車のブース

いつも寄り添う心のパートナー「KIROBO mini」

目の前に座るロボットは、座高10cmの手のひらサイズ。話しかけた人の方に顔を向け、手を動かす。雑談をするような言葉が返ってくると体験者から笑顔が生まれた。

「KIROBO mini」はカメラが搭載されており、人の表情を認識、感情を推定して人の気持ちに寄り添った動作や会話が可能。コミュニケーションを重ねることで、その人の好みを覚えるといった成長を見せてくれる。手のひらサイズのため、一緒に外出も可能で、ドライブをすれば楽しい話し相手になってくれそうだ。また、クルマや家との連携により「お疲れ様」「お風呂が待ってるよ」といった言葉もかけてくれる。

全国のトヨタ車両販売店を通じて、この冬に発売予定。今冬には、東京都・愛知県の一部販売店で先行販売を計画している。本体価格は、39,800円(税抜き)。

コミュニケーションパートナー「KIROBO mini」は座った姿勢で高さ10cmと、気軽に外へと連れ出せるコンパクトサイズ

燃料電池自動車、燃料電池フォークリフト、100年先の水素社会に向けて踏み出す

クリーンエネルギー水素の大きな可能性から燃料電池自動車(FCV)を作りだしたトヨタは、現在、京浜臨海部で準備を進める官民の「低炭素水素活用実証プロジェクト」に参加している。

CEATEC JAPAN会場には、プロジェクトを紹介するパネルや実証実験で使用する燃料電池フォークリフト、さらに2014年12月から販売されている燃料電池自動車MIRAI(カットボディ)を展示した。

水素社会の実現、燃料電池自動車の普及にはインフラ整備の課題もあるが、担当者は「クルマが売れることでインフラ整備の必要性を感じてもらい一緒に盛り上げたい。一般の人にはまだ先のようなイメージの強い水素社会に向けて、すでに踏み出していることを知ってほしい」と話している。

燃料電池自動車MIRAIのカットボディを展示。後部座席下の高圧水素タンクや助手席部分のFCスタック(量産型燃料電池)を見ることができる

展示エリア
社会エリア
小間番号
1S03
関連リンク

トヨタ自動車株式会社
http://www.toyota.co.jp/

出展者情報

トヨタ自動車株式会社
http://www.ceatec.com/ja/exhibitors/detail.html?id=6838

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