シャープ株式会社は、CEATEC AWARD 2016で総務大臣賞を受賞した世界で初めて8Kスーパーハイビジョン放送に対応した「高度広帯域衛星デジタル放送受信機」を展示し、8K/4K試験放送のデモンストレーションを行っている。
2020年の東京オリ・パラに向け、準備は着々
この受信機は今年5月25日、現行のフルハイビジョン放送の16倍という膨大な情報量を扱う8Kスーパーハイビジョン放送に対応するため、世界で初めて開発された受信機。8K/4K放送は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを本格普及のターゲット時期として、今年8月からBS17chで試験放送が始まっており、この受信機を同社の8Kモニター(LV-85001)と接続することで、3,300万画素の超高精細の映像や三次元音響の22.2ch音声出力など、8K放送の魅力を堪能できる。
情報量はフルハイビジョンの16倍! 圧倒的な映像体験
受信機は日本放送協会などと緊密な協力のもと、ロジック回路の変更が可能なFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)を多用して開発された。モニターなど8K関連機器の開発検証にも利用でき、ここで得られた知見をもとに論理回路の専用LSI化を図れば、量産化も近いという。シャープブースで行われている8K/4K試験放送デモで、2020年の映像体験を先取りしていただきたい。
- 展示エリア
- 家エリア
- 小間番号
- 3H70
- 関連リンク
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シャープ株式会社
http://www.sharp.co.jp同社ニュースリリース「世界初、8K放送対応受信機を開発」
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/160525-a.html - 出展者情報
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シャープ株式会社
http://www.ceatec.com/ja/exhibitors/detail.html?id=6782