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巴川製紙所、電子デバイスに変革をもたらすフレキシブルな材料、銅繊維シート

カテゴリー : CPS/IoTを支えるテクノロジ・ソフトウェア

創業100年以上を誇る巴川製紙所がCEATEC JAPAN 2016の会場で「銅繊維シート」を初披露した。まったく紙のような質感であるにもかかわらず銅であるということに驚いた。

巴川製紙所ブース

電子デバイスの薄型化と軽量化に貢献

銅繊維シートは、Cuの優位性と紙の優位性を融合させたシート。

紙をつくる要領でCu繊維をすいて融着したもので、厚さは100μm以下と薄いため、紙と同じような柔軟性や加工性を持つ。触っても非常に薄くて軽い。空隙率が高いため、水(液体)も空気も通す。

また、高い導電性と放熱性を有する。導電性としてはステンレス紙と比べて約50倍、カーボン紙と比べて約100倍だという。多孔質構造により高い放熱性を誇り、バルク比で約100倍。表面処理技術により錆にも強い。高温、大電流化に対応し、電子デバイスの薄型化、軽量化、設計の自由化に貢献する非常にフレキシブルな材料だという。

銅繊維シート

展示エリア
CPS/IoT を支えるテクノロジ・ソフトウェア
小間番号
5C69
関連リンク

株式会社巴川製紙所
http://www.tomoegawa.co.jp

出展者情報

株式会社巴川製紙所
http://www.ceatec.com/ja/exhibitors/detail.html?id=6893

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