日立製作所のブースでは、幅広い事業領域で蓄積してきたOT(Operational Technology)とIT(Information Technology)の融合による、さまざまなIoT関連のソリューションを幅広く紹介している。
案内・接客サービスを行う人型ロボット「EMIEW3」
身長90センチ、重さ15キロで、自立走行でき、転倒しても自動で起き上がることもできるという、ロボット「EMIEW3」を展示。複数のカメラ、センサーを搭載し、人の表情や動きをカメラで検知し、自ら近寄って対話する。
「EMIEW」は2005年に開発され、今回展示されている「EMIEW3」は3世代目となる。公共スペースや商業施設などで、サポートを必要としているお客さまの表情などを読み取り、自ら移動し、接客・案内などのサービスを行うという。東京駅で外国人の方を対象に実証実験を行っているということなので、東京駅で「EMIEW3」に出会うことがあるかもしれない。
指定した場所に迎えに来てくれる、歩道を自律走行するパーソナルモビリティ「ROPITS」
「ROPITS」は、タブレット端末で行き先を指定すると歩行者や障害物を避けながら目的地まで移動でき、指定した場所に迎えにも来てくれる、歩道を自律走行する一人乗りのモビリティ。
衝撃を吸収するアクティブサスペンション技術が車体を水平に保持し、デコボコした歩道でもバランスを崩すことなく、安定して走行できるとしている。すでに2011年からつくば市で走行実験を行っている。「EMIEW3」と連携して案内、移動までを実現することを目指しているという。
- 展示エリア
- 社会エリア
- 小間番号
- 1S01
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株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/