日立製作所のブースの「探さない」「歩かない」をめざした、IoTで生産現場を変えるスマートロジスティクスを紹介する。
幅900mm×長さ960mm×高さ380mmの「Racrew」
棚ごと持ちあげて作業担当者がいるピッキングステーションへ
「Racrew」を利用すれば、ピッキングのために探したり、歩いたりする必要がない。倉庫内を「Racrew」が走り回って、必要な棚(ラック)を作業担当者のところまで運んでくれる。物流現場の自動化による生産性の向上とコスト低減を実現する、小型低床式無人搬送車「Racrew」活用による物流システムだ。
運行制御システムが「Racrew」へ専用棚の搬送を無線で指示すると、「Racrew」が指定のピッキングステーションまで専用棚を搬送。専用棚が到着したら作業者はランプの点灯指示に従ってピッキングするだけ。
ピッキングと仕分けは、ガイドランプの指示に従って行うので、ミスが減少。独自のアルゴリズムにより、複数の「Racrew」でも渋滞させることなく、効率よく運行させることが可能だという。さらに専用棚を追加すれば、保管能力を増強することができる。
- 展示エリア
- 社会
- 小間番号
- 1S01
- 関連リンク
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株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/