AIとIoTによって変わる暮らしや社会、さらにはスポーツの楽しみ方をブース全体で紹介しているのが富士通。ステージではメディエータロボット「ロボピン」とMCとの会話を披露するなど、富士通のAIを紹介。「ロボピン」には、画像認識技術や音声合成技術が搭載され、表情を読み取ったり、気持ちを声で表現したりすることもできるという。ブースでは4つの展示を巡る体験ツアーを実施している。
非接触型のゴルフスイング診断システム、理想のフォームとの違いを数値化
スポーツにおけるICTということで、ゴルフアカデミーと名付けて、ゴルフのスイングを、センサーを装着することなくセンシングして数値化するシステムを展示。
アドレス、バックスイング、トップ、インパクト、フォロー、フィニッシュ、それぞれのフォームを認識して、頭の動きや体の角度、手首の軌道などを自動認識して数値化し、学びのコツを見える化するというもの。アドレスのときを原点として、体の動きを数値化する。良かったときの自分と比べることも、コーチであるプロのフォームと比べることもでき、これまで言葉でコーチングしていたことも数値化することで明確になるという。
こうして解析したデータをクラウドに蓄積することで、上達の度合いや変化を数値として認識でき、フォームの改善や上達につなげていけるとしている。
歩きぐせがひと目でわかる、センサーシューズ
靴に内蔵したセンサーモジュールが足の動き、圧力、曲がりなどの情報を取得して、無線でスマートフォンなどに送って活用するという、センサーシューズ。
足の3カ所から取得したデータはアプリケーションを通じて、目の前のディスプレイにグラフィックで表示されるので、左右の足のどこに体重がかかっているかなど、ひと目でわかる。さらに、YAMAHAとのコラボレーションにより、歩き方によって音が変わるという楽しい体験もできる。
靴から得られるさまざまデータを蓄積、靴以外のパーソナルデータやオープンデータと合わせて解析することで、健康増進などにも役立てていきたいという。
- 展示エリア
- 社会
- 小間番号
- 2S75
- 関連リンク
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富士通株式会社
http://www.fujitsu.com/jp/