今年のパナソニックブースの特徴として、ブースの様々な場所に画面の裏が透けて見える自発光式の透明ディスプレーが採用されている。
後ろが透けて見える大画面透明ディスプレー
商業空間のセットでは大画面のショーウィンドウと組み合わせての利用を提案している。また、家庭の住空間のセットでは戸棚のガラス板がリビングのモニターに変わるなど、透明なだけでなく薄くて軽い点でも多くの来場者に驚きを与えていた。
ショーウィンドウに透明ディスプレーを組み込んだ展示。実物の展示に映像の案内を重ねられる。
「SAKE&WINEセラー」の全面ガラスに透明ディスプレーの組み合わせた展示は、各棚の温度をディスプレーに表示できるほか、保管しているお酒の種類に応じた料理のレシピをクラウドから呼び出して表示できるなど、使いやすく実用性の高い提案となっていた。
「SAKE&WINEセラー」前面が透明ディスプレーでタッチ操作にも対応している
センサーと新しい調理器で美味しくより楽しいキッチンに
IH調理器の上部にあるレンジフードにはセンサーとカメラが搭載されており、IHの温度を適切に調節できる。調理内容をカメラで記録してほかのモニターに表示したり、友達とシェアすることも可能だ。
さらに、人の動きに合わせて自動的に照明や音響も調節される。たとえば、調理が終わってキッチンテーブルで食事が始まると、照明がやや落とされてムーディーな音楽が流れるといった具合だ。
新しい調理器の提案として「新コンセプトフラットクッカー」も展示されている。キッチンテーブルに埋め込まれた加熱調理器で、皿の上の食材にのみ効率よく熱を加えて調理できる器具だ。テーブルの上でできたての料理を楽しめるうえ、最後まで暖かいまま食べられるという。
- 展示エリア
- 社会エリア
- 小間番号
- 1S24
- 関連リンク
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パナソニック株式会社
http://panasonic.com/jp/home.html