家族形態の多様性、高齢化、少子化などが進む中、これからの暮らしの中では新しい人と人のつながりをどう作っていくかという事が大きな課題となってくる。
交民家をつくろうプロジェクト
ブースでは、交民家をつくろうプロジェクトをパネルと映像で紹介
ミサワホーム総合研究所では、地方の街に眠っている廃校などの空き施設、空き家、広場などを生かし、交わる場として、IoTを活用した新たな空間をつくり、人が集い交流する場として活用するという「交民家をつくろうプロジェクト」を提案している。
これは、首都大学東京システムデザイン学部サービスロボットインキュベーションHUB「ser BOT in Q」プロジェクトとの共同研究によるものである。
ハウスメーカーならではのIoT
450㎜×450㎜の木製パネルを組み合わせることで、空いている空間の新しい利用方法を実現する。
窓が付いたパネル、机が出てくるパネル、照明になるパネル、トイレの便器が出てくるパネルやスピーカーが内蔵されたパネル、TVモニターが埋め込まれたパネルなど様々パネルを組み合わせることで、個々が楽しい、気持ちの良い空間を作り出すことができる。家具でもなく、壁でも柱でもないハウスメーカーならではのIoTを展示している。IoTはセンサやアクチュエータなどで煩雑になりがちだが、シンプルな空間を作り出すためにこうしたパネルを作っている。
これらの木製パネルを作るハードウェアの部分では名城大学理工学部メカトロニクス工学科とコラボレーションしている。
IoTソリューションに支えられた「交民家」をつくることで、人々の活力が生まれ、まちが活性化するようなワクワクする楽しい未来を目指している。
- 展示エリア
- 家エリア
- 小間番号
- 3H63
- 関連リンク
- ミサワホーム総研研究所
http://soken.misawa.co.jp/kigyou/index.html