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アルプス電気株式会社、先端技術を“触って感じる”デモンストレーションが人気

カテゴリー : 家エリア

アルプス電気株式会社は、同社が長年強みとしてきたフォース(力触覚)フィードバック製品群を展示。先端技術を“触って感じる”コーナーが人気を集めている。

安倍総理も体験した「ハプティック®トリガー プラス」

CEATEC JAPAN 2016開幕に先立つ10月3日、パレスホテル東京で開催されたオープニングレセプションで、会場の入り口に設けられた簡易ブースで安倍総理や高市総務相、世耕経産相ら要人が同社の「ハプティック®トリガー プラス」を体験している。

このシステムは、コップの脇に装着されたアクチュエーターやペルチェ素子などから、指先に力触覚や冷温感を伝えることで、コップに熱い飲み物や冷たい飲み物が注ぎ込まれる感触を再現するもの。東京大学名誉教授でヴァーチャル・リアリティ研究の第一人者である舘暲氏らの研究(JST科学技術振興機構)を生かしたシステムだ。

同社ブースでは、この「ハプティック®トリガー プラス」に加え、アクチュエーターを適切に駆動することで「プチトマトをつぶす」「すだちを絞る」「グミをつまむ」「心臓をつかむ」という感触を味わえる「ハプティック®トリガー」や、モルタルの床をなでる感触を再現する「ハプティック®パッド」などをデモ展示。来場者の人気を集め、体験コーナーには長蛇の列ができた。

体験コーナーには長蛇の列が続いた。写真は「ハプティック®トリガー プラス」

シンボルマークのカーブに隠されたノウハウ

同社は車載機器などで実績のあるフォースフィードバック製品群を総称する語として、「HAPTIC / ハプティック」を登録商標として保持。そのロゴの波型は、キーを押し込んだときのストロークの深さと重さを表すものとなっており、カーブで示されるクリック感(同社ではタクティール感と呼ぶ)が、快適さや信頼感に密接に関わるのだという。

また同社ブースでは昨年発表した「IoT Smart Module」の応用例として、農業ICTや消費電力管理、工場設備の故障予知などの事例を提示。さらに改良を加えた「IoT Smart Module 次期開発キット」とその管理システムについても紹介している。

シンボルマークは、キーやスイッチ操作時の“クリック感”を表したカーブが表現されている

4MBのメモリによるデーターロガー機能と、外部端子が加わった「IoT Smart Module 次期開発キット」を紹介

展示エリア
家エリア
小間番号
3H70
関連リンク

アルプス電気株式会社
http://www.alps.com/j/index.html

出展者情報

アルプス電気株式会社
http://www.ceatec.com/ja/exhibitors/detail.html?id=6855

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