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臭素科学・環境フォーラム(日本)、「火災から、生命・財産と想い出を守る難燃剤」をテーマにCEATEC JAPAN 6年連続の出展。

カテゴリー : 社会エリア

臭素科学・環境フォーラム(BSEF)は、臭素及び臭素化合物の科学及び規則面での理解を深めることを目的に設立された臭素業界の組織である。CEATEC JAPAN 2016で6年連続の出展となる同フォーラムブースでは、「火災から、生命・財産と想い出を守る難燃剤」をテーマに臭素及び臭素化合物の科学及び規則面での理解と啓蒙を目的としたブース展開を図る予定。

臭素科学・環境フォーラム(日本)ブース(CEATEC JAPAN 2015)

臭素系難燃剤はその50%以上が電子機器、家電製品に使われている。

日常あまり意識されていないが、難燃剤としての臭素化合物である。臭素化合物による難燃剤により、火災安全性を増したさまざまな製品を身近にそして日常的に使用していることになる。臭素系難燃剤は現在75種類あり、用途によって使い分けられ、BFR(Brominated Flame Retardants)というのはそれらの総称である。臭素系難燃剤はその50%以上が電子機器、家電製品に使われており、身近なところではテレビやパソコンのキャビネットなど多岐にわたる。これらの機器は長時間使用すると温度が上がる。また使用期間が長ければ内部に塵が積もり、延焼ばかりでなくショートなどの事故により発火源となる危険性も高くなる。臭素系難燃剤はキャビネットだけでなくプリント基板にも使われ、現在そのほとんどが臭素系難燃剤(TBBPA)含有樹脂になっている。テレビやパソコンはもちろん、洗濯機や冷蔵庫、電気釜などに使用されるプリント基板、電線やケーブル材も臭素系難燃剤の主要用途で身近にそして多岐にわたって使用されている。この様に臭素系難燃剤は、引火や火災の拡大を抑える役目を果たしており、同フォーラムでは、今後とも「火災から、生命・財産と想い出を守る難燃剤」をテーマに臭素及び臭素化合物の科学及び規則面での理解と啓蒙を図りたいとしている。

BSEF JAPAN 臭素科学・環境フォーラム(BSEF)とは

臭素科学・環境フォーラム(BSEF)は、臭素及び臭素化合物の科学及び規則面での理解を深めることを目的に1997年に設立された臭素業界の組織である。BSEFは、指導的な独立専門家より臭素産業製品についての科学的情報を収集し公表することで、それが政府の規制当局、顧客及び関係者が意思決定を行う上での一助となることを目的としている。 BSEFは他にも、(レスポンシブル・ケア、ISO 14000 或いはEMASといった管理システムによる方法を含め)製品管理(プロダクト・スチュワ-ド・シップ)プログラムを実施し、安全な使用ならびに健康と環境の保護を目的とする訓練と教育を支援している。 更には、対話と理解を深めるために、BSEFは社会の関心を抱くすべての人と協力する機会を積極的に追求してきている。同フォーラムは、アルベマール日本株式会社、ケムチュラ・ジャパン株式会社、 ICL JAPAN株式会社、東ソー株式会社で構成されている。

展示エリア
社会
小間番号
2S56
関連リンク
臭素科学・環境フォーラム

http://www.bsef-japan.com/

臭素及び臭素系難燃剤の効用・アニメーションビデオ
http://www.bsef-japan.com/index/2016/05/24-155148.html

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