報道資料
2016年10月2日
株式会社神戸デジタル・ラボ(本社:兵庫県神戸市中央区)は、2016年10月4日~5日、幕張メッセで開催されるCPS/IoT総合展「CEATEC JAPAN 2016」において、観光マーケティングを支援する行動分析エンジンを出展します。
今回の展示では、「状況に応じて変化する関心」をテーマに、行動分析エンジンの仕組みと事例、分析画面のサンプルをご紹介いたします。5日15:40開催のミニステージでは、状況に応じて変化する関心を導き出す仕組みや事例を詳しくご紹介いたします。
■展示概要
今回出展する観光マーケティング支援向けの行動分析エンジンは、本分析エンジンに基づいた分析結果をサービス利用者に提供し、観光施策の改善や検討を支援するものです。本分析エンジンでは、観光客の位置情報の履歴を元に現在地や現在時刻から観光客が次に訪れる場所を予測し、予測した場所の周辺施設、イベント情報を抽出します。
本分析エンジンの特徴は、観光客が今いる場所から次に訪れる場所を予測し、観光客の「立ち寄り」ニーズを知る、という点です。その時その場所でしかできない体験を観光客に提案することで満足度向上につなげ、立ち寄りによる経済効果の向上を促します。また、抽出した施設やイベント情報を、アプリなどを通じて直接観光客に配信することも可能です。
さらに今回の展示では、本分析エンジンの基盤技術である「関係性技術(※1)」の応用事例として、モバイルソーシャライズシステムフォーラム(※2)会員である株式会社ガイアックスによる、コンテンツマッチングにおける検証結果とソーシャルメディア事業と人材マッチング事業への応用の検討・計画をご紹介いたします。
■ミニステージ
「状況に応じて変化する関心を捉える、観光マーケティング向け行動分析エンジン」
日程:10月 5日(水)15:40~16:10
場所:ベンチャー&ユニバーシティエリア ミニステージ
登壇者:国立大学法人京都大学 大学院情報学研究科 新熊 亮一准教授
※1 関係性技術・・・
京都大学 大学院情報学研究科 新熊 亮一准教授が発案した、人や場所や様々なモノの関係の特徴や距離感を可視化できる技術
※2 モバイルソーシャライズシステムフォーラム・・・
京都大学とKDLが主宰している、関係性技術の産業化推進フォーラム。2011年9月に設立。
株式会社神戸デジタル・ラボ
モバイルソーシャライズシステムフォーラム