弊社の核であるIoT技術を応用し、農業市場に革新的ソリューションを提供することをめざし、2012年明治大学黒川農場と産学連携により「IoT×農業」を事業化しました。弊社は日本農業の中心である中規模施設栽培者がICT農業をスモールスタートできる事を目指した、次世代養液土耕システム「ゼロアグリ」を開発し販売しています。
ゼロアグリは、圃場（ハウス）に設置した各種センサー情報より、独自のアルゴリズムを用いて、作物が水と肥料を消費するパターンを分析します。作物の成長に合わせ、必要な土壌水分量を常にゼロアグリが自動制御することで、作物にかかるストレスをなくし、作物の成長を促し収量増大と品質安定化へと繋げます。また、生産者のかん水施肥に対する省力化へとも繋がります。
次世代養液土耕システム「ゼロアグリ」
日射センサーと土壌センサーにより、普段は見えない作物の地下部の状態を数値化し肥培管理を行います。タイマーかん水や日射比例式のみの自動かん水装置では実現が難しい、日々の天候と作物の生長に最適な培養液供給量を、各種センサー情報を基にゼロアグリが判断し、自動供給を行うシステムです。
ゼロアグリの使用による利点は、以下の通りです。
・作物の根へのストレスが軽減され、品質安定化や収量増大が見込めます。
・かん水施肥の自動化により、ハウスの規模拡大を実現可能とします。
・新規就農者を支援します。
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