モリサワは、日頃私たちが目にしている書物やチラシ・ポスター、さらにカーナビやサイネージなど、あらゆるところに表示されている「フォント(文字)」を企画・制作しています。また、その文字を読みやすく、美しく並べるためのレイアウト編集のソフトウェアも開発している企業です。
メッセージの性質や伝えたい相手、読む環境などによって、適したフォントは異なります。文書の読みやすさ、美しさを追求した「フォント開発」では、すでに600種以上のフォントを生み出しました。そして、正確な情報を伝えるコンテンツ制作は、90年にわたって培ってきた技術に支えられています。
ここ数年は、電子出版への取組みやインバウンド(訪日外国人)に対応したアプリケ-ションの開発、さらにUD(ユニバーサルデザイン)普及の一翼を担うフォント開発などを積極的に進めています。情報の伝達手段として発展を遂げてきた文字(フォント)と組版(高度なレイアウト編集)による表現は、どんなメディアにも必要不可欠であり、今後の社会環境やメディアの変化の中でモリサワのこれらの技術は過去と未来を繋いでいくものです。
MC-Cloud(仮称)
今回出品する「MC-Cloud」は、主に印刷・出版業界でモリサワが培ってきた「文字(フォント)」と「組版(レイアウト)」の技術を結集したレイアウトエンジンです。
クラウドサーバ上で、高品質なコンテンツを生成するSDKライブラリとして開発を進めています。
レイアウトは各種DBとAPI連携することで、Webサービスからアウトプットされる印刷物やIoT連携、製造業の分野で進むインダストリー4.0で力を発揮します。
「MC-Cloud」は、人に届けられる多様な印刷物やコンテンツの情報価値を高めることを主眼として、さまざまなWebサービスとAPIで連携できます。そして、その利用用途はSIerの方々の発想により、さまざまなサービス展開が可能になります。
年内を予定している1stリリースでは、可変データを扱うサービスでのアウトプット処理の充実にお役立ていただける機能を搭載します。例えば、インラインでの画像配置や縦組/横組処理による美しいレイアウト表現、バーコードの生成やUnicodeによる多言語対応などをはじめ、UD(ユニバーサルデザイン)書体の利用も可能となっています。
展示会場のブースでは、市場ニーズの調査に関して継続的にご協力いただけるパートナーのβテスター(SIer)を募集いたします。サーバ(クラウド)型レイアウトエンジンで、「文字による正確性(確実性)」「フォントによる多様性」「文字とレイアウトによる伝達性や表現力」「クラウド利用による迅速性」を重視したサービスの充実で、「取引コストの低減」や高いクオリティの「多言語コンテンツサービス」を構築してみたい方は是非モリサワブースへお越しください。
国際化が進む2020年を見据えた技術開発において、UD(ユニバーサルデザイン)や多言語対応とともに、表現力に拘ったコンテンツを皆さまのWebサービスのひとつの特長としていただけることを願っております。
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町2-27
経営企画部マーケティング課
山崎雅秀
03-3267-1318
03-3267-1536
myamasaki@morisawa.co.jp
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myamasaki@morisawa.co.jp
さまざまなメディアにおける情報コミュニケーションでは、「文字(フォント)」と「組版(レイアウトデザイン)」は重要な役割を果たします。モリサワでは、その技術を提供しています。
http://www.morisawa.co.jp/products/fonts/
「MORISAWA PASSPORT」は、モリサワのすべてのフォントに、国内・海外で定評のあるメーカのフォントを加えた約1000書体が、どれでも選べて好きなだけ使える画期的な製品です。