株式会社栗本鐵工所は明治42年の創業以来100年以上にわたり，社会のインフラ整備，ライフラインや産業設備の拡充に貢献してまいりました．それらのドメインの他に，モノづくりの企業としてナノテクノロジーとの融合を図り，これまで培ってきた技術を基盤として新たな技術を生み出そうとしています．
CEATEC JAPN 2016では，鉄ナノ粒子を応用したMR流体（磁気粘性流体）であるSoftMRFを出展いたします．特に，SoftMRFの触覚提示デバイス（ハプティクスデバイス）への応用について展示いたします．
SoftMRF
機能性材料
SoftMRF
SoftMRFは鉄ナノ粒子を用いたMR流体（磁気粘性流体）です．MR流体は外部からの磁場に応じて粘性が大きく変化する機能性流体の一種です（右図参照）．これまでも，その粘性変化を利用したブレーキ，クラッチや様々なアクチュエータが検討されています．
中でも弊社のSoftMRFは滑らかで，小さなトルクでも安定に発現することができます．今回弊社では，このSoftMRFの特長を活かして，人の触った感触や握った感触（力触覚）の伝達や仮想的な力を再現する新しいハプティクスデバイスを提案いたします．
この新しい感触は触ってみなければわかりません．弊社ではスペースの許す限りのデモデバイスを準備し，皆様のご来場をお待ちしております．ぜひ，体感してみて下さい．
〒〒559-0021 大阪市住之江区柴谷２－８－４５
技術開発室
赤岩修一
06-6686-3235
06-6686-3149
s_akaiwa@kurimoto.co.jp
yu_uesima@kurimoto.co.jp
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