日本には優れた最先端科学の研究成果が多く存在しています。しかしその成果がビジネスと結び付く機会は限られており、十分に生かされていないという現状があります。こうした状況を背景に、国内外企業とネットワークを持ち、新しいアイデアで時代を切り開くツールやサービスの開発実績を有する電通と、多くの有望なベンチャー企業を育成してきた実績を有するデジタルガレージが手を組みサイエンス領域における研究成果のビジネス化を目的として電通サイエンスジャムを設立しました。私達は優れた研究成果を上げている科学者・研究者を見出し、連携しアイデアと企画力と機動力で企業と結び付け、今までにない新たなビジネスを創造します。
サイエンスとビジネスとアイデアが「JAM」する。
電通サイエンスジャムが少し先の未来へ、
世の中を加速させます。
ウェアラブル端末
感性アナライザ
近年、生活者の「無意識」にフォーカスした感性分析を、新製品の研究開発やマーケティングに応用するニーズが増えてきました。そのようなニーズに対して、わたしたちは「脳波信号解析」というアプローチからお応えします。脳波信号解析の第一人者である満倉靖恵 ( 電通サイエンスジャム最高技術責任者 / 慶應義塾大学理工学部准教授) の監修のもと、「好き」「興味」「集中」「眠気」「ストレス」の5つの感性を脳波から簡易的に分析できるキットを開発。これまで大学との共同研究や共同開発プロジェクトでしか利用できなかった満倉氏の脳波解析アルゴリズムを搭載し、簡易型の脳波計を用いることで、より簡便でシンプルな使い方のできるキットとなっています。
ヘルスケア医療関連技術
コミュニケア太(参考出品)
認知症高齢者やALS。自分の意思を伝えられない重度障碍者。その傍らで献身的に支えている介護者が抱える大きな問題が、双方向コミュニケーションが取れないことによる介護疲れです。「コミュニケア太」は、障碍者の脳波から感性を類推し、タブレット上にリアルタイム表示。要介護者と介護者とのコミュニケーションをサポートし、日々の休みない介護シーンに、ちょっとした安らぎの瞬間をつくります。
(株)電通サイエンスジャム 会社概要
脳波からの感性把握ツール「感性アナライザ」
先端技術活用の新体験創造プロジェクト「neurowear」