無線通信技術・製品(Bluetooth(R)、ZigBee、NFC、TransferJet 他)、無線 LAN 関連技術・製品
撮像機器(デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、医療用撮像機器など)
データマネジメント
ビッグテータ
ソフトウェア
アプリケーション
ヒューマノイドロボット、コミュニケーションロボット、サービスロボット、自律型輸送ロボット、生活支援ロボット、自立移動ロボット
制御技術、応用システム
その他のロボティクス、関連製品、サービス
建設関連、デベロッパー事業
建設機器、農業機器
生産技術、社会インフラ技術、アグリテクノロジ、産業技術
科学技術、先端技術、要素技術、研究発表
産学、知財、人材
自治体、地域産業
センサ
SIPとは、内閣府総合科学技術・イノベーション会議が司令塔機能を発揮して、府省の枠や旧来の分野を超えたマネジメントにより、科学技術イノベーション実現のために創設した国家プロジェクトである。国民にとって真に重要な社会的課題や、日本経済再生に寄与できるような世界を先導する課題に取り組む。
インフラ維持管理・更新・マネジメント技術においては、インフラ高齢化による重大事故リスクの顕在化・維持費用の不足が懸念される中、世界最先端の情報技術やロボット技術を活用し、システム化されたインフラマネジメントを構築することで、予防保全による維持管理水準の向上を低コストで実現する。併せて、継続的な維持管理市場の創造、海外展開を推進する。
その他のロボティクス、関連製品、サービス
受動回転球殻ヘリ/スパイダーコプター
・受動回転球殻ヘリ
受動回転球殻ヘリは、橋梁の桁間や床版の表面を近接撮影するために開発された、飛行ロボットです。受動的に回転する球殻が、飛行中の周囲との接触から飛行機を守ってくれます。受動回転球殻があることで、狭い桁の間や床版の表面に接触しながら飛行することができます。近接撮影した映像から、橋の表面のひび、剥離、腐食している箇所を見つけることができます。
・スパイダーコプター
スパイダーコプターは、鋼橋の桁部分に吸着し、無線や映像を中継するための飛行ロボットです。永久磁石を利用して、金属部分に吸着して、プロペラの回転を停止することで、長い時間中継機として機能することができます。搭載した全周囲カメラで、受動球殻ヘリの操縦を支援します。吸着する場所を、何度も変えることができるため、再度、中継エリアをひろげる事ができます。
レーザー超音波可視化検査装置LUVI/道路路面性状調査診断マネジメントシステム
・レーザー超音波可視化検査装置LUVI(つくばテクノロジー株式会社)
レーザー超音波可視化検査技術は検査体にレーザーを照射・走査することで、超音波の伝搬を可視化し、計測した動画映像を解析して欠陥を検出する技術である。広い範囲を効率的に検査でき、どのような複雑形状の物体にも適用可能であることから、新しい検査技術として注目されている。
計測の仕組みとしては、パルスレーザーを検査体表面に照射すると、急峻な熱歪みの発生により、非常に微弱ではあるが超音波が励起される。パソコンでレーザーとミラーおよび高速A/D変換器を同期制御し、レーザーを検査体表面上で高速走査させながら、固定点に取り付けた受信センサ、または非接触で受信可能なレーザープローブを用いて超音波伝搬信号を検出し、超低雑音増幅器、高速A/D変換器を通して、パソコンに収録する。収録した超音波信号は、レーザー励起点から受信センサに向かう複数の波であるが、超音波伝搬の相反性を利用して再構成することにより、受信センサから発振される超音波の動画映像として表現することができる。
・道路路面性状調査・診断・マネジメントシステム
本システムは、道路の路面性状測定において、一般車両にスマートフォンを設置し、MEMSセンサの加速度応答値から国際的に使用されている乗り心地指標であるIRI(国際ラフネス指標)を推定するシステムであり、低コストで路面性状計測・異常検知を可能としたシステムです。
本システムは、計測用ハードウェア/ソフトウェアと分析用ソフトウェアで構成されています。計測用ハードウェアには、iOS用アプリケーションとして開発した「i-DRIMS(ドリムズ)」により加速度、角速度、位置情報等を取得します。
橋梁モニタリングシステム / 橋梁の通行可否判定システム
・橋梁モニタリングシステム
本システムは、点検等では見つけ出すことのできない構造物の性能の差異等を判断するシステムです。
類似した橋梁に対し、無線センサネットワークにより取得した加速度応答値から振動数、振幅、たわみ等を推定し、相対評価を行うことで実現します。同時期に架設された高速道路や地方自治体が管理している全国の橋梁がその対象となります。ここでは省電力無線センサネットワーク技術やスクリーニング技術と言った要素技術がキーポイントとなります。
無線センサネットワークに用いるハードウェアは省電力型、高精度型、汎用型の3種類があり、使用する期間、構造物の特性に合わせた選択が可能になります。また、通信方式は,構造物内や周辺の複雑な通信環境を想定して,ロバストかつシンプルなマルチホップ通信を開発しています。
・橋梁の通行可否判定システム
本システムは、地震発生直後において、橋梁通行の可能性を遠隔から把握・判断するためのシステムです。
このシステムは複数の橋梁に設置することが可能で、広域に点在する橋梁群を一括で管理することが可能です。また、支間中央部にも取り付ければ固有周期などの管理にも利用可能となります。
内閣府ホームページにおける科学技術政策のうちの、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP:エスアイピー)のサイト
SIPインフラ維持管理・更新・マネジメント技術の管理法人の一つである、国立研究開発法人科学技術振興機構における、SIPインフラ維持管理・更新・マネジメント技術のサイト
SIPインフラ維持管理・更新・マネジメント技術の採択機関である金沢大学における、SIPインフラ維持管理・更新・マネジメント技術のサイト
つくばテクノロジー株式会社