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マゼランシステムズジャパン株式会社は、1987年の創業以来、一貫してGPSに代表される測位衛星システム(GNSS)に関連する事業を主体としています。
特に、1999年以降、革新的かつ先進的な衛星測位技術の全てを自社技術として開発し、それらを知的財産として産業界へ提供することを主たる事業としています。
今回は、多彩かつ高度な衛星測位に関する独自技術の一つとして、高精度GNSS RTKソリューションをご紹介いたします。
高精度GNSS RTKソリューションは、複数の衛星システムをサポートするセンチメータ級の位置精度を持つRTK(リアルタイム・キネマテック)ソリューションです。
センチメータ級の位置精度が要求される、
・測量、地殻変動の調査
・農業機器、産業機器、ロボット等の自動運転、モニタリング用途
・電動車椅子、パーソナルモビリティへの活用
・産業用無人飛行機の位置制御
まで、幅広く活用できる高精度GNSS RTKシステムです。
GPSのみならずGLONASSによる複数の衛星をサポートする事で、より安定した高精度の位置計算を行います。
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高精度L1マルチGNSS RTK測位システム
高精度L1マルチGNSS RTK測位システムは、RTK(リアルタイム・キネマティック)測位技術を使用しています。
RTKとは、既知点(Base station)からの補正観測情報を無線や携帯電話などを利用して移動局(Rover)に送信し、移動局の位置をリアルタイムに測定する方法です。
カーナビゲーションや携帯電話のGPSに使用されているC/Aコードを用いた測位とは異なり、衛星からの搬送波位相と既知点から送信された補正情報を利用することで、より高精度な測位が可能となります。また、GPSのみならず複数の衛星システムをサポートすることで可視衛星数が増え、安定した測位が可能となります。 RTKシステムは、センチメートルオーダーの精度を獲得出来るため、測量用途のみならず、今後は農業機械や建設機械の自動運転等の分野への適用が大きく広がりつつあります。
<GNSS RTKモジュール製品仕様>
・型名:MJ-2001-GL1
・受信可能な衛星信号:L1 GPS / L1 GLONASS
・主な特徴
1cm RTK(※基線長 5km未満)、出力レート:1~10Hz
16 - 24 チャンネル (消費電力に依存)
低消費電力 (700~900mW @5.0V)
・測位時間 (推奨アンテナ使用時)
コールド・スタート 90 秒 (typ)
ウォーム・スタート 35 秒 (typ)
ホット・スタート 12 秒 (typ)
衛星再捕捉時間 2 秒 (typ)
・位置精度
自律測位 3m
コード・ディファレンシャル 40cm
動的リアルタイムキネマティック 5cm + 1ppm × 基線長(< 5km)RMS
静的リアルタイムキネマティック 0.5cm + 1ppm × 基線長(< 5km)RMS
・入出力インタフェース:LV-TTL UART x 2