映像(高精細・高機能テレビ、投射型ディスプレイ、オフスクリーン型ディスプレイなど)
タッチ & インタラクティブディスプレイ
その他のディスプレイデバイス
株式会社パリティ・イノベーションズは「空中映像」という次世代映像技術の研究開発と社会への普及を目的として設立されました。ただ置くだけで映像を浮かび上がらせる光学素子「2面コーナーリフレクタアレイ(DCRA)」を開発いたしました。DCRAによる空中映像は、映像が視察される距離や方向に関わらず空中に確定した位置に見られ、観察には特殊なメガネなども必要ありません。小型のDCRA(10cm角程度)を用いることにより、空中映像は手が届く程の短距離で観察でき、手を伸ばせば映像に触れることがパーソナルな装置として実現できます。
また、DCRAの応用例として、指の位置を検出するセンサー・指の位置情報に応じた画像を表示させるアプリと組み合わせた、「フローティング・タッチ・ディスプレイ」を展示いたします。空中映像を指でさわって操作することができる、まるでSF映画やアニメの世界に出てくるような近未来の映像表現を、ぜひご体験ください。
映像(高精細・高機能テレビ、投射型ディスプレイ、オフスクリーン型ディスプレイなど)
空中映像結像素子「2面コーナーリフレクタアレイ(DCRA)」
2面コーナーリフレクタアレイ(DCRA)は最新のナノテクノロジーを駆使して作られた、特殊な微細パターンを持つ空中映像表示素子です。その原理は驚くほど簡単で、素子内部の隣り合う垂直な2鏡面で反射された光が空中の1点に集まり、空中像を形成する、というものです。(図1参照)
しかし、素子には1000分の1ミリメートル、0.1°レベルの精密さが要求されます。また、不要な光を除去し、空中映像の見やすさを向上するためには様々なノウハウが必要となります。パリティ・イノベーションズは高度な光学設計と発想力により、世界で初めて光学樹脂によるDCRAを開発し、その量産化に成功しました。
DCRAによる空中映像は、映像が視察される距離や方向に関わらず空中に確定した位置に見られ、現実の物体の様な存在感があります。従来の空中映像では歪みが発生してしまうものが多く見受けられましたが、DCRAによる空中映像では歪みがありません。光学樹脂による製造は量産性・低コスト化においても利点があります。
また、DCRAの下にディスプレイや物体を置くだけの非常に簡単なセッティングで、あらゆる物を空中映像として浮かび上がらせることができます。実世界の物体に空中映像を重ね合わせることも容易に実現できます。そのため、DCRAによる空中映像は広告やエンターテイメント、アートやインテリアなど、様々な場面に溶け込み、近未来の世界を演出することができます。(図2参照)
タッチ & インタラクティブディスプレイ
フローティング・タッチ・ディスプレイ
パリティ・イノベーションズは、2面コーナーリフレクタアレイ・液晶ディスプレイ・指位置センサーを一体化した空中映像にさわれるディスプレイ装置、「フローティング・タッチ・ディスプレイ」を開発しました。何もない空中に、あたかもそこに存在するかのように映像が現れ、それを指でタッチする空中映像インタラクションを実現することができます。ぜひ弊社ブースにお越し頂き、ご体験ください。
SCIVAX株式会社
光学素子「DCRA」の製造委託先
エアーフローティングメディア委員会
空中映像を用いたアート・表現方法の共同制作