制御技術、応用システム
その他のロボティクス、関連製品、サービス
科学技術、先端技術、要素技術、研究発表
教育、研究
次世代の社会基盤と成り得る工学システムの高度化・高機能化を目指し、時間と空間の双方を考慮したシステムデザインの研究を行っています。特に、無限次元のモデリングと電機統合システムのエネルギー変換に基づいた新しいシンセシス手法により、人間を直接支援するための複雑化されたシステムやロボット応用を目指しています。
ヒューマノイドロボット、コミュニケーションロボット、サービスロボット、自律型輸送ロボット、生活支援ロボット、自立移動ロボット
サーモフィルム
慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科の桂誠一郎研究室では、温熱感覚を呈示するフレキシブル熱電変換デバイス「サーモフィルム」を開発しました。開発したデバイスは薄く柔らかいため、自由自在に形状を変化させることができます。そのため、従来の熱電変換デバイスでは不可能であったウェアラブル化やさまざまな端末への組込みが可能になります。さらに本デバイスを用いて温度分布を制御することによって、より繊細な温熱感覚を呈示することも可能です。本デバイスを用いた「温もり」や「冷たさ」の呈示は、視聴覚に新たな温熱感覚を付与することを可能にし、テレコミュニケーションなどにおける臨場感の拡張や没入感の向上につながることが期待されます。