M2M 関連システム・サービス M2M デバイス関連
高周波モジュール
電子計測器
検査・試験装置
日本ナショナルインスツルメンツ株式会社は、エンジニアと科学者の生産性を高め、技術革新と発見を加速させるツールを世界中のエンジニアに提供してきたナショナルインスツルメンツ(NI)の日本法人です。
NIの「グラフィカルシステム開発」手法は、統合されたソフトウェア/ハードウェアプラットフォームを導入することで、計測・制御機能を必要とするあらゆるシステムの開発を迅速化します。技術によってよりよい社会を目指すというNIの姿勢と長期的ビジョンは、顧客や取引先、従業員の成功にも貢献しています。
本社はテキサス州オースティンにあり、従業員数は6,100名以上、セールスオフィスは世界40ヶ国以上にあります。
NIは、長きにわたり、技術者や研究者とともに課題の解決に取り組んできました。NIのお客様は、生み出されるイノベーションを通して、数十万種類に及ぶ製品を市場に投入し、我々の豊かな生活を支えています。NIの製品は短期間、低コストで製品を開発したいというお客様の成功に貢献しています。
ソフトウェア
LabVIEW(システム開発ソフトウェア)
LabVIEWは、設計/試作/実装/テストシステムの開発に最適な、業界でも屈指のシステム開発ソフトウェアです。これまで25年以上、LabVIEWのブロックダイヤグラムによるプログラミング手法は、エンジニアや研究者に支持されてきました。LabVIEWのグラフィカルなデータフロー記述は、アプリケーションのデータ信号の流れを自然に表現することができ、ユーザインタフェース上のオブジェクトとプログラミング内のデータをシームレスに接続することで、データを簡単に表示・修正し、プログラムの入力値を制御することができます。
NIのプラットフォームベースアプローチを活用した工学/科学アプリケーションは、アイデアの発想から製品の商品化まで、様々な産業において成功を実現してきました。そのアプローチの中心となるのがLabVIEWです。LabVIEWとは、エンジニアや研究者の生産性向上に特化した開発環境です。システムの視覚化、構築、コード化を簡素化するグラフィカルプログラミング構文を用いたLabVIEWは、アイデアを現実に移行し、テストにかかる時間を短縮し、収集データに基づいたビジネス判断を可能にするなど、他に例を見ない優れた機能を備えています。スマートマシンの作製から接続された装置の品質の確保まで、モノのインターネット(IoT)の世界を実現するための開発、実装、テストに多くの人がLabVIEWを採用しています。
データ集録(DAQ)
30年以上にわたって5000万チャンネルを超えるI/Oが販売された実績を持つNIのDAQは、最も信頼の高いコンピュータベースの計測ハードウェアです。革新的なDAQハードウェアとNI-DAQmxドライバ技術は、より高い精度と最高の性能をもたらします。基本の計測から複雑なシステムまでどのようなアプリケーションでも、NIではぴったりのツールをご用意しています。
CompactDAQは、接続機能と信号調節機能をモジュール式I/Oに統合して、あらゆるセンサや信号への直接接続を可能にする堅牢でポータブルなデータ収集プラットフォームです。車載データロギングからベンチトップ研究まで、バス、シャーシ、コントローラ、I/O調節の幅広いオプションに加え、カスタマイズを可能にするLabVIEWソフトウェアによって、小規模から中規模チャンネル数のアプリケーションのニーズを満たすのに最適なソリューションとなっています。
NI CompactRIO(再構成可能I/O)
CompactRIOコントローラには、プロセッサと再構成可能なFPGAが搭載されています。プロセッサは、確定性に優れた信頼性の高いNI Linux Real-Time OSとともに、ネットワーク通信、データのロギング、制御、処理に使用されます。ユーザによるプログラムが可能なFPGAなら、高速制御、インラインデータ処理、複雑なタイミング/トリガを行うカスタムハードウェアを実装することができます。
NIは、2004年のCompactRIOのリリースによって、カスタム開発の柔軟性と市販製品による短期間での商品市場投入という両メリットを併せ持つ再構成可能ソリューションを実現し、組込市場に変革をもたらしました。CompactRIOとLabVIEWシステム開発ソフトウェアを併せて使用することで、極めて生産性の高い組込制御・監視システムを作成することができます。
会社情報
開催日:10/9
講 演 日 時 10月9日(金)13:20-13:35
会場 CEATEC JAPAN 2015 会場内 ホール4 オープンステージ
定員 約200名(シアター)
聴講料 無料
講演者 日本ナショナルインスツルメンツ株式会社 マーケティング部 シニアテクニカルマーケティングマネージャ 岡田 一成
講演内容:
産業向けのIoTの実現には、各種センサを用いたアナログ現象の計測が必須となります。ところが95%の計測データは分析されずに眠っているという調査結果があります。つまりデータのままで、役立つ情報に変換できていないということです。本講演では、その原因をわかりやすく説明し、産業向けIoTの具現化に必須のセンサ計測のポイントとエッジコンピューティングという概念を紹介します。また事例として、発電所の状態監視の事例や、エアバス社の「スマートツール」の試作開発事例を紹介します。