無線通信技術・製品(Bluetooth(R)、ZigBee、NFC、TransferJet 他)、無線 LAN 関連技術・製品
テスコムは、デジタル技術と高周波技術をコア技術として、通信システムソリューションのご提供で広く社会に貢献しています。皆様の「RFカンパニー」として多様な通信媒体で、ご要望にジャストフィットしたソリューションをご提供してまいります。
無線システムに熱い思いを結集し、お客様のニーズに沿った新しい価値を創造しつづけてまいりますので今後ともご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
展示ブースには、業界初、π/4シフトQPSK変調方式にて実効速度9600bpsを実現したデジタル簡易無線モデム試作機を展示いたします。
創 業:2005年(平成17年)5月6日
事業内容:データー通信システム、移動体通信のソフトウェア開発
無線通信機器の開発・製造・販売
無線通信技術・製品(Bluetooth(R)、ZigBee、NFC、TransferJet 他)、無線 LAN 関連技術・製品
株式会社テスコム
業界初、デジタル簡易無線π/4シフトQPSKにて実効速度9600bpsの試作機開発に成功、今年度末より製品出荷開始いたします。
【背景】
RTK-GPS測量(既知点からの補正観測情報を携帯電話や無線を利用して移動局に送信し、移動局の位置をリアルタイムで測量する方法)ですが、広野等の見通しのよい場所では、最大20個程度の衛星情報受信が可能です。
しかしながら、従来の低速モデムでは、既知点からの情報送信が十分でなく、移動局側での安定した測量が行えませんでした。また、現在、標準化されている9600bpsモデムでは、オーバーヘッドが大きく、十分な実効速度が得られませんでした。
更に、移動局は、その可搬性により、更なる小型/軽量/低消費電力化が求められていますが、高速化に伴い、回路規模は増大しコスト増/消費電力増となっていました。
このため、テスコムは、長年培ってきたデジタル変復調技術/無線高周波技術をベースに、新たに3つのアルゴリズムを開発(3件、特許取得済)し、業界初で目標の実効速度を実現しました。また、ベースバンド機能の全てを1チップCPUに搭載可能とすることで、デジタル無線モデムの小型/軽量/低消費電力化を実現しました。
【製品・サービスの概要】
業界初、デジタル簡易無線π/4シフトQPSKにて実効速度9600bpsの試作機開発に成功、今年度末より製品出荷開始します。
<3つの特長>
1:速度偏差吸収アルゴリズム」および「オーバーヘッド無駄部分の削除」により9600bpsの実効速度を実現
2:「同期位相吸収アルゴリズム」により、アナログ回路を最小化
3:「独自のシュリンクアルゴリズム」により、処理量を最小化、汎用1チップCPUによる機能搭載を実現し、装置の小型/軽量/低消費電力化を実現
プレスリリース