CEATEC JAPAN 2018、 Preferred Networks 西川徹社長による基調講演が決定
CEATEC JAPAN 2018、
Preferred Networks 西川徹社長による基調講演が決定
2018年8月2日
一般社団法人電子情報技術産業協会、一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会の3団体で構成するCEATEC JAPAN実施協議会は、株式会社Preferred Networksの西川徹代表取締役社長 CEOによる基調講演を開幕初日となる10月16日(火)に開催することが決定したと発表しました。西川氏は「すべての人にロボットを」をテーマに講演する予定です。あらゆる産業・業種によるCPS/IoTの革新技術が集結する総合展示会「CEATEC JAPAN 2018」は10月16日(火)から19日(金)まで、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催されます。
CEATEC JAPANは従来の家電見本市からCPS/IoTの総合展への変革を進めており、本年はコンファレンスの大幅な刷新に着手、次世代をリードする経営者が未来を語る基調講演として、新たに「CEATEC Keynote Future」が創設されました。西川氏の基調講演は、「CEATEC Keynote Future」の1つとして開催されます。
基調講演が決定したことに際し、「機械学習技術の発展により、ロボットの可能性は急速に拡大しています。様々な状況への柔軟な対応や、より人に近い作業をロボットが行うには、機械学習技術とロボティクスの融合が必要不可欠です。今後はより多くの場所で、人々がロボットの力を活用する場面が増えてくるでしょう。そのような新しいロボットの時代に、テクノロジーがどのように活用されうるのか、今の技術と今後の展望、そして私たちの新しい取り組みについて発表する予定です」と西川氏は語っています。
西川氏は東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程在学中にACM-ICPC(国際大学対抗プログラミングコンテスト)世界大会に出場し、その時のメンバー等と2006年に、情報検索、自然言語処理、機械学習、分散システムなどの技術を用いたソフトウェア開発を行うPreferred Infrastructureを設立。IoTの発展に伴い、大規模かつ多種多様なデータを処理する技術として注目される深層学習への取り組みを加速させるため、2014年にPreferred Networksを設立。交通システム、製造業、バイオ・ヘルスケアの3つの重点事業領域を中心に、様々な分野でイノベーションの実現を目指しています。オープンソースの深層学習フレームワークChainer™(チェイナー)の開発・提供をはじめ、トヨタ自動車、ファナック、国立がん研究センターなどの世界をリードする組織と協業し、先進的な取り組みを推進しています。
西川氏の講演は、10月16日(火) 12時30分から、幕張メッセ 国際会議場 コンベンションホールにて実施されるコンファレンスです。なお、CEATEC JAPANの会期中に開催するコンファレンスは、一部を除き、8月10日(金)より、CEATEC JAPAN公式WEBサイト(http://www.ceatec.com/)にて、聴講予約が開始されます。
以上