CEATEC JAPAN 2018、ファナック 稲葉善治会長による基調講演が決定
CEATEC JAPAN 2018、
ファナック 稲葉善治会長による基調講演が決定
2018年8月1日
一般社団法人電子情報技術産業協会、一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会の3団体で構成するCEATEC JAPAN実施協議会は、ファナック株式会社の稲葉善治代表取締役会長兼CEOによる基調講演を開幕初日となる10月16日(火)に開催することが決定したと発表しました。稲葉氏は「動き出したIoTによる知能化工場 ~FIELD system~」をテーマに講演する予定です。あらゆる産業・業種によるCPS/IoTの革新技術が集結する総合展示会「CEATEC JAPAN 2018」は10月16日(火)から19日(金)まで、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催されます。
CEATEC JAPANは従来の家電見本市からCPS/IoTの総合展への変革を進めており、ファナックは昨年、CEATEC JAPANに初めて出展した企業の1社であり、大きな注目を集めました。稲葉会長は2017年に続き、2年連続でCEATEC JAPANの象徴となる基調講演に登壇します。
基調講演が決定したことに際し、「このたび、CEATEC JAPANに登壇して、皆様と一緒に未来のスマートファクトリに向けたお話ができることを嬉しく思います。当社は、Connected Industriesを実現するために、製造現場のあらゆる機器を繋いで知能化を進め生産性の向上や自律分散の生産システムを目指す、FIELD systemを昨年秋に発表しました。当日は当社のこれまでの取り組みや今後の方向について発表する予定です。どうぞご期待ください」と稲葉氏は語っています。
稲葉氏はいすゞ自動車にて生産技術に携わった後、1983年にファナックに入社。1999年には電動サーボ式射出成形機に関する研究で、東京大学工学博士号を取得。2003年より同社の代表取締役社長、2016年より代表取締役会長を務め、経営を担っています。また、日本ロボット工業会会長を3期、日本工作機械工業会副会長として現在までの13年間、業界の発展にも貢献しています。
本基調講演は、各産業界をリードする企業経営者が登壇する「CEATEC Keynote Special」の1つとして開催されます。稲葉氏の講演は、10月16日(火)15時30分から、幕張メッセ 国際会議場 コンベンションホールにて実施されるコンファレンスで、本基調講演を含むCEATEC JAPANの会期中に開催するコンファレンスは、一部を除き、8月10日(金)より、CEATEC JAPAN公式WEBサイト(http://www.ceatec.com/)にて、聴講予約が開始されます。
以上