CEATEC JAPAN 2014

シーテックジャパン 2014 10.7(火)- 10.11(土)幕張メッセ

Exhibit Outline開催概要

CEATEC JAPAN 2007の実績

会期

2007年10月2日(火)~10月6日(土)

会場

幕張メッセ(日本コンベンションセンター)

出展の傾向

CEATEC JAPANは8回目を迎え、2007年は、「見える、感じる、デジタルコンバージェンス最前線。」をテーマに、通信・情報・映像が融合したデジタルネットワーク時代を反映した、最新の技術・製品・システム・ソフトが一堂に会した。出展者数は、895社/団体(うち海外:20ヶ国/地域から348社/団体)、出展ブースは3,199小間に達し、昨年を上回る開催となった。とくに、海外からの注目度がさらに高まり、海外の出展者数は前回に比べ65社/団体が増加して全体の39%を占め、例年以上に国際色豊かな展示会となった。

会期中の来場者総数は、5日間合計で20万5,859人と目標の20万人を突破し、過去最高の来場者数を記録した。これは業界内から一般まで幅広く興味を集める先端技術や話題の製品が目白押しで出展されただけではなく、新聞、Webを始め、テレビでも連日大きく報道されたことも大きく影響した。とくに、4 日目の10月5日(金)には、1日における来場者が過去最高の5万2,194人を記録。最先端IT・エレクトロニクス総合展としてのCEATEC JAPANの認知度は、さらに高まり、幅広い層に浸透したものと思われる。

会場は、「デジタルネットワークステージ」と「電子部品・デバイス&装置ステージ」に大きく分かれる。とくに、今年は出展者の増加および、来場者の見学環境をさらに向上させるため、昨年使用した1~8ホールに9~11ホールを加え、2001年以来6年ぶりに幕張メッセ全施設を使う規模の開催となった。

「デジタルネットワークステージ」は、展示ホール1~3、9~11を使用し、「ホーム&パーソナルゾーン」と「ビジネス&ソサエティーゾーン」の2つのゾーンで構成され、情報家電、ワイヤレスネットワーク、自動車、放送など、暮らしとビジネスを取り巻く環境のデジタル化に向けた新技術・新製品が展示された。9~11ホールでは、情報家電のベンダが勢揃いし、例年以上に大規模なブースを構え、各社それぞれ趣向を凝らした展示を繰り広げた。なかでも、大きな注目を集めたのが薄型テレビ。今年はサイズ競争から薄型競争へと焦点が移り、ソニーの有機ELテレビや、シャープ、日立製作所などが、厚さ数mm~数cm の超薄型テレビを出展し、来場者の話題をさらった。また、1~3ホールでは、今回が初出展となるマイクロソフトや、富士通、NEC等の出展各社が、高速化・広帯域化するネットワークによって、発展する最先端技術の出展を行い、デジタルコンバージェンス最前線での新しい方向性を示した。

「電子部品・デバイス&装置ステージ」では、「電子部品・デバイスから始まる、ものづくりイノベーション。」をテーマに、急速に進展する技術革新、そして新たな産業や市場を創造していく先端技術・製品を支える電子部品・電子デバイス各社がブースを構えた。今年注目を集めたのが、新たなユーザーインターフェイスを提案する各種センサ関連である。画像認識技術やタッチパネル、加速度センサなど、電子デバイスの新たな可能性を感じさせる先端技術が多くみられた。また、部品関係のブースでは、難しい技術をわかりやすく伝えるために、イベント性を重視するなど工夫を凝らした展示を行うところも増え、CEATEC  JAPANをよりビジネスチャンスに生かそうという意気込みが感じられた。

これまで単独で成り立っていた技術・製品、産業・市場がデジタルで共通化され、これらが新しい産業や新しい市場に集約されていく「デジタルコンバージェンス」。デジタル技術の急速な進歩とITインフラの進展によって、放送・通信・インターネットなどの分野で新たな融合が生まれ、次々と新しいビジネスや新しい市場が立ち上がろうとしている。昨年のCEATEC JAPANでもその一端が垣間見えたが、今年はそれがより現実的なものとなって、私たちの前に姿を現した。デジタルコンバージェンスがもたらす新しい価値をもった、さまざまな先端技術や製品・サービスを目の当たりにし、社会・生活・ビジネスが大きく変化していくうねりの中で、新しいビジネススタイル、新しいライフスタイルが近づいていることを実感できただろう。

出展者数895社

ステージ/ゾーン 出展者数 出展小間数
日本 海外 合計
デジタルネットワーク ホーム&パーソナルゾーン 103 56 159 1,199
ビジネス&ソサエティーゾーン 112 57 169 569
電子部品・デバイス&装置 半導体 ゾーン 36 18 54 277
表示デバイス ゾーン 27 10 37 72
受動部品 ゾーン 99 61 160 457
機構・機能部品 ゾーン 48 33 81 258
電源・電池、材料・素材ゾーン 27 34 61 106
計測・試験・製造装置・実装プロセスゾーン 41 27 68 105
自治体ゾーン 22 0 22 26
PR ゾーン 32 52 84 130
合計 547 348 895 3,199

来場者数205,859人

  10月2日(火) 10月3日(水) 10月4日(木) 10月5日(金) 10月6日(土) 合計
国内登録来場者 21,724 33,075 39,086 43,947 24,261 162,093
海外登録来場者 815 777 735 534 349 3,210
プレス 781 362 291 281 136 1,851
出展関係者 9,921 7,403 7,227 7,432 6,722 38,705
登録来場者合計 33,241 41,617 47,339 52,194 31,468 205,859
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